ただ、映画のノリを考えると、こっちの方がイメージとしては近い。センスも良い氣がする。
このノリも素晴らしい。
物語はあって無いようなものである。と言うか、スーパーご都合主義。物語があってキャラがいるのでは無く、キャラに合わせて物語が作られている状態。チャック・ノリスなんて登場の仕方も退場の仕方も唐突過ぎて茫然とするぐらい。
だが、それで良い。
だってこの映画の魅力は80年代から今に至るありとあらゆるアクション俳優を一堂に集めている事だから。同じ画面にスタローン、シュワ、ウィリスがいたら後の辻褄合わせなんて些細な事である。大体、戦争映画なのに皆、無駄に肉弾戦が多い。ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ヴァンダムがいたら、彼らには銃をぶっ放すより、格闘して欲しい。それも中二病の妄想に応えるように他の大物と。そんなファンの願望に素直に応えているのが素晴らしい。
そしてセリフ。シュワに向かって「Your ass will be terminated」、とか、シュワが「I will be back」と言うのに対し、ウィリスが「You've been back too much, this time I will be back」と言って飛び出し、シュワが「イピカイエー」 、とかお互いに相手の決め台詞を吐いたり、やっている人達が実に楽しそうである。方々で大笑い。コメディかと思うぐらい。
映画館で笑っていたのは我々夫婦が主でしたけど
興味ゼロの嫁さんが1作目も観たいと言い始めましたイピカイエー
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