2012年7月5日木曜日

The Amazing Spider-man


アメリカより公開が早い唯一のアメコミ映画。日本での興行成績はどうなのだろう。先行ロードショーを観そびれ、初日に観に行った。スパイダーマンは私の好きなヒーローで、その主人公の等身大ぶりが子供の頃から好きだった。サム・ライミ版は第三弾を除いて今でも大好き。あの一作目が公開されたのが10年前の2002年とは改めてびっくりである。




当時、この予告編を繰り返し観た記憶があるのだが、当時はYouTubeも無かっただろう事を思うとビデオでの録画だったのだろうか。記憶は曖昧だ。予告編で流れる格好良い音楽とスパイダーマンの動きに何度も観たものである。新スパイダーマンの予告編はこんな感じ。



今回の作品はリブートなので、話の焦点は異なるものの、前半のピーターがクモに咬まれて特殊能力を身に付け、スパイダーマンとして活躍する事を決意するまでの流れはある種のデジャヴュ感が無くも無い。異なるのはピーターを演じるアンドリュー・ガーフィルドがトビー・マクグワイアと比べるとずっとスマートに格好良い所か。海外のサイトでも指摘されていたがオタクっぽさが消えている。コンタクトレンズをして、スケートボードに乗り、女の子相手にも前3作のような奥手全開と言う感じでは無い。

全体として感じたのは青春ものとしての香りか。主人公二人がとても良い味を出している。そして私が好きだったのが、ニューヨーカーの協力である。前3作でもそうだったが、スパイダーマンが窮地に陥ると街の人達が一生懸命に助けてくれるのである。2001年の同時多発テロの時も同じような空氣があった。日頃はとても冷たく感じられるニューヨーカーが危機の時は率先して互いに助け合う。あの感覚に似たものが映画を観ていて今回も感じられた。まさに良き隣人スパイダーマンである。

今回の作品は新三部作の第一作目らしい。新しいスパイダーマンの活躍にファンとしてはぜひ期待したい。で、日本の配給会社には注文が一つ。




エンドクレジットで日本語の歌を入れるのはやめてくれ


洋画を堪能した余韻が破壊されるので、せめて日本語吹き替え版にのみ付けるとか工夫して欲しいものです

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