2012年2月15日水曜日

遭遇

数週間前の事、他部署を仕事で訪れていた時にそこの人間からNY時代の上司が一時帰国するとの噂を聞いた。NY時代の上司は10年一緒に仕事をした人。昨年、出張で戻って来ていた時は他のNY仲間と一緒に飲んだし、春過ぎに家族を連れてNYに行った時は事務所に寄って挨拶をした。また戻って来るのかと思いつつ、本人に真偽を確認する事をすっかり失念。氣が付けば社内にいるらしいと言う噂を偶然、ランチで一緒になったNY時代の同僚とする始末。

日本中に散らばっている関連部署のトップが集う集会があり、それに合わせた社長の訓示があるとの事で、管理職として集会場に顔を出した。10分前に着くと会場の席の大半は埋まっている。毎度の事ながら他の管理職達の時間厳守精神の高さを感じる。NY時代の上司もこの群衆の中のどこかにいるのかもと思ったが、探す氣も失せて会場の最後列、中央の席に着いた。スーツ姿のアジア人の群衆の後ろ姿が目前に広がる。こんな人混みの中で見つけ出すのは無理だと右の方に目をやると奥に見馴れたNY時代の上司が。こんな近くにいたのかと何人かの前をまたいで、挨拶に行った。こんな後ろの目立たない席にいると言う事実が笑える。


「早く着き過ぎじゃってさ」、とのコメント


 うん、海外に出張すると色々と読めなくて、そんな事もある

(こんな偶然にフォースの導きを感じなくもありません)

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