2011年7月4日月曜日

アクシデント

 子供がヨチヨチ歩きをしている事に感動していたのが2週間前だったろうか。日に日に歩ける距離が長くなっている事に驚かされる。氣が付いたらほとんどハイハイしている時間が無くなっていた。毎日のように出来るようになる事が増え、本人は非常に楽しそうである。親が同じ部屋にいれば一人で何かを持ちながら部屋の中を延々と歩き続けている。転ぶ回数もどんどん減っているようだ。

トラブルが生じたのはそんな最中。家族で食事中に子供が力み始めた。ウンチか。取り敢えず自分達の分を食べ終えてからオシメを交換するかと子供を椅子から降ろす。また嬉しそうに歩きまわり、自分の布団の所に座ったり、かと思えばまた移動したりと忙しい。嫁さんが先に食事を終え、子供の布団の所を見ると茶色の染みが。

漏れたかと思うのと子供が小さな段差の所で転ぶのと同じタイミングだった。面白いものでヨチヨチ歩きをしている息子は転ぶ時は必ず手を出す。本能的に受身を取っているのかと感心する箇所だ。その時も膝、手の順番で転んだ。すぐに泣きだしたので心配は要らないだろう。それよりもウンチを撒き散らされても困る。私も食卓を離れ、嫁さんと子供の元へ。嫁さんが布団の所にいるのでまずはうつ伏せで泣いている子供を抱きかかえる。

口から流血

ドロリとした子供の血が自分の手にかかる。口の中からだ。歯を折ったか?との思いと共に泣き方から激痛よりも驚きだろうと判断する。嫁さんに声をかける為に子供を抱いたまま嫁さんの方を向いて嫁さん驚愕。ウンチの染みを片付けようと言う最中に子供を見たら口元が真赤になっているのだから当然か。

まずは口をチェックと言う事で水に濡らしたガーゼで口元を拭く。なかなか血が止まらないが子供は泣いているものの大騒ぎはしていない。きっと口の中を切っただけだからと言っている内に上唇がどんどん膨れ上がり自分の仮説を裏付ける。血が止まり、オシメを取り換えるとそこには違う惨状が。これはシャワーが先かと子供を風呂場に連れて行き、洗って戻る。既に息子は上機嫌。薬の蓋をかじったり元氣なものである。ニコニコしている状態を利用して口の中を夫婦でチェック。

前歯にヒビが

腫れた上唇に隠された上の前歯の一本の下の部分に真横に線が入っている。夫婦で一瞬固まった。明日の朝一に病院か。永久歯じゃないとは言え、何て事だ。しかし、コイツ、歯が折れているのに痛くないのか、機嫌は良いぞ。


薬の蓋のシールでした


次に見たら消えていて嫁さんが口の中を調べて取り出しに成功

(こうして親子共々、逞しくなっていくのでしょう。子供は上機嫌なまま眠り、親はプチ疲労感と共に夜を迎えたのでした)

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