2011年9月26日月曜日

英語と態度

 「ところで英語は出来ますか?」。こんな質問がメールで届いたのは家族で北海道を旅行中の9月の前半だった。差出人は沖縄の営業担当。どうやら訪問先の得意先担当者が日本語を話さないとの事で急遽問合せとなったらしい。こんな事を聞かれるのも本当に久しぶりだなと思いつつ、NYで10年仕事をして来たので英語での売込は問題無いと回答した。

関東を台風が直撃したシルバーウィーク、私は仕事で沖縄にいた。初めての土地。ワクワクする。仕事なので日中は営業担当者と車で得意先をまわって商品説明だが、それでも南国の独特な空氣を堪能出来た。昔、稽古の関係で師の家に居候していたハワイを思い出す。かりゆしウェアがアロハシャツを思い出させたのかもしれない。北海道が日本国内のヨーロッパだとすれば沖縄は南国リゾートか。ネクタイもジャケットも無しで得意先を訪問してプレゼンやセミナーを行っていた。

2泊3日の出張だったのだが、最終日が英語の日。当初は得意先1名のはずが、そこで30分ほど説明をしたら、その上司が更に話しを聞きたいとの事で再アポ。午前、午後と英語で商品やサービスについて説明をする事となった。展開次第では自分が通訳を務めて営業担当に振ろうかと思ったが、蓋を開けてみれば私が一人で話す展開に。終了後、フライトの変更はしなくても済みそうだったのでそのまま営業担当者の車で那覇へと向かった。車中の同僚のコメント。


「英語で話している方がずっと自然ですね」

 
 あぁ、まぁ、日本語と英語だと話している言語によって自然と態度も変わりますしね

(考えてみると英語での社会人生活の方が日本語のそれより圧倒的に長い事を思い出した次第です)

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