2012年1月11日水曜日

The Godfather

この映画を初めて観たのがいつの事だか記憶が定かではないのだが多分テレビだろう。私の好きな作品である。3作目は映画館で観た記憶があるが、1作目は1972年、2作目は1974年と40年近くも前の映画にも関わらず今、観直してもまるで古くない。名作の名作たる所以として観る度に新しい発見がある。家族、組織のマネージメント、時代背景、色々な事が身に染みいる作品である。

今回は嫁さんの希望でクリスマスからPart 1、Part 2と観始めた。それぞれ3時間近い作品なので一氣に観るのは子供もいる今となっては難しい。DVDはNY時代に買って持っているので、それを4回に分けて観た。Part 3は持っていないのでこれから借りて観る予定。物語は基本的にヴィート・コルレオーネの人生と彼の三男でファミリーを受け継ぐマイケルの人生との対比である。方や何も持たずにアメリカにやって来てのし上がる父、方や受け継いだ巨大なファミリーを運営しつつ存在の合法化を計る息子。

ヴィートとマイケルのマネージメントを観察していると組織を維持しようとするマイケルの方が大変そうである。要所、要所での判断がじわじわと尾を引く。マイケルの方が頭は良いのだろうが、父ヴィートは英語で言う所のストリートスマートである。Part 2を観ていると駆け引きや交渉のシーンで、その違いがくっきりと伝わってくる。過去に道場の運営に携わったり、会社で中間管理職的な立場にいると組織運営の部分はずっしりと来る。嫁さんの要約は「マイケルは頭で、ヴィートはハートで運営した」、なかなか言い得て妙かなと思う。







取り敢えず私の頭の中はこのGodfatherのテーマが止まりません


がなり声じゃない若いAl Pacinoと言うのも観返す度に新鮮だったり

(久しぶりに3作目も観て一端このサーガを終わらせようと思います)

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