2012年1月4日水曜日

男たちの挽歌/英雄本色/A Better Tomorrow

私にとっては定番中の定番映画なのだが、製作されたのは1986年。日本で公開されたのは1987年だから25年も前の事である。映画館に友人と行ったのは中学生の時だっただろうか。猛烈なインパクトを残した映画だった。言わずと知れたジョン・ウーとチョウ・ユンファの出世作。95分と言う短い時間の中にこれでもかと言うぐらいアクションと生き様が描かれる。制作のツイ・ハークはジェット・リーの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズでも有名な人。




中高生の頃に映画館とダビングしたビデオで何度観たか記憶も曖昧なこの映画、年末にDVDのレンタルショップを覗いたらブルーレイがあったので思わず手に取ってしまった。嫁さんが観た事が無いと言うので子供が寝た後に二人で鑑賞。広東語のセリフは分らないのでセリフは字幕でしか覚えていないのだが、10数年ぶりに観たのに音楽やカット割りを鮮明に覚えていた事に驚いた。

物語は香港マフィアの幹部ホーとマーク、そしてホーの弟で刑事のキットの3者を描いた内容。子供心にマークを演じたチョウ・ユンファがとにかく格好良いと言うのが鮮烈な思い出だが、今回観返してみて、ホーが一番良心的なキャラであった事に氣が付いた。そして炸裂するジョン・ウー節。ロングコートにサングラス、二丁拳銃は今でこそMatrixのキアヌ・リーブスを始めハリウッド映画でも使い古された感があるが、この映画がどれだけインパクトを持ってそれを紹介したか改めて思い知った。改めて観るとシナリオ的に方々にツッコミを入れたくなるのだが、有無を言わさずに最後まで突き進む物語の力はあっぱれである。正月休みの最終日に観て、昔、熱くなった氣持ちが蘇った氣分。


 と熱く映画後に語り嫁さんに煙たがれました


クリスマスから年末年始に他に観た映画は「The Godfather」に「Yip Man 2」でした

(そんな訳で今年も宜しくお願い致します) 

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