2010年11月2日火曜日

結果

 夕食をお粥と野菜にしてはどうだろうと言う案が思い浮かんだのは9月下旬の事だった。事の経緯は体重。私はNYの10年間を経て、帰国後も自宅には体重計を置かないで生活していたのだが、たまに公共の体育館で乗る機会がある度に複雑な氣分でいた。それとは別に嫁さんの実家から体重計をいただいたと言う事情もある。洗面所に体重計があればそこに乗るのは自然な流れ。表示される体重と体脂肪率が目に突き刺さる訳である。

普通の時間に帰宅出来るならこんな問題は生じない。あるいは以前のように稽古が出来ていればとも思うが、現時点ではそうもいかない。そんな時に思い出したのが以前、社会人になる直前にハワイの師の元で過ごした3週間半の日々。週6日の食事が野菜で1日だけ肉類。毎日、稽古して帰国したら頬がこけ、背中は大きくなり、体重は増えた事があった。ベースはこれだ。身体を同じように動かすのは無理でも食事を削る事は出来るだろう。そんな訳で嫁さんにお願いしてお粥プログラムを開始した。

ひもじい。

お粥は少量で腹が膨れるのだが、消化も早いので寝る前には空腹感に襲われる。それを無視して寝る事を繰り返した。身体が馴れ始めたのは2、3週間経ってからか。最初の内は何も変化が反映されていなかった体重計も氣が付けばコンスタントに低い数字を表示するようになった。こうなればしめたもの。10月中旬には健康診断があり、今日、その結果が戻って来た。

よし。

全ての数字が昨年のものをクリア。やれば出来るじゃないか。これは祝っても良いだろう。


お粥で



最近、さりげなくベジタブルな日々です、夜は

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