2011年10月24日月曜日

専属通訳

 以前の部署の取引先のCEOが来日する、しかもそのCEOは来年で退任する事を決めており、今回のチャンスを逃したら挨拶する機会は無いかもしれない。前の部署の上司にコンタクトして来日スケジュールを確認したのはそんな事情からだった。前の部署では先方が来日する際に成田空港からアテンドしたり、社長との会食の場で通訳をしたり、一年半前は社長に同行する形でアメリカの先方を訪問した事もある。人間的に非常に魅力のある人で、組織のトップはこのように行動するのかと色々と学ばせてもらえる人だった。

先方の来日は日本でのセミナー絡み。私は関係ないので来日当日に、前の上司と一緒に夕食を共にする事になった。結局、おエライさんの指示でセミナーにも参加する事に。昼過ぎにセミナー会場で受付を済ませると若い社員から社長が私の事を探しているらしいと聞いた。会場で見つけた社長は開口一番、「お前、俺の専属通訳なのにどこにいたんだ?」。いや、業務系統が違うのだし、全く初耳ですがと思う間もなく、その夜の会食とその翌日の会食も参加する事になった。瞬時に3晩続けての会食である。

この展開の利点があるとすれば通訳と言う事でCEOの人ともう少し話す機会を得られる事か。久しぶりにトップ同士プラスおエライさん達の会食の場に顔を出す。帰国してからこんな場が数え切れないぐらいあった氣がする。行きつけのレストランの一つでお店の人に「お久しぶりですね」と声をかけられるのはご愛敬か。通常だと食後、私がタクシーで取引先をホテルまで送るのだが、今回は先方が数名いた事もあってハイヤー。レストランの前で挨拶をして別れを告げた。


そしてレストラン内にCEOの忘れ物を発見


結局、前の上司と二人でタクシーに乗って忘れ物を配送、その後、また一杯となりました

(以前はこんな終電直結号な夜が定期的にあったなと思い出しました・・・色々と話せて有益でしたが)

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