2011年11月28日月曜日

型の発見と楽しみ

土曜日、久しぶりに他流儀の自主稽古会に参加した。色々と用事が重なってしまい数週間ぶり。参加開始時刻には間に合わなかったのだが、到着すると既に皆で打撃力の検証中だった。

少し前にFacebookで先輩に当たる人が身体操作方法について開眼、先生からお墨付きをもらっていた。一体、それはどんな内容なのだろうと質問する間も無く、防具越に打たれて悶絶する破目に。検証稽古の過程で打たれる事に多少馴れて来たとは言え、防具越しにこれはなかなか危険な香りがする。

ポイントは体軸を自分の前に置き、肘や拳は型通りに最短距離を移動する事。その軌跡を立体的に捉える事でコンタクトの瞬間に全身の体重を乗せる事だった。言葉で説明されると分かり難いが稽古の途中で肘打ちの軌跡を修正されてもらった瞬間に腑に落ちた。なるほど、この動きか。これだと確かに体重が乗るし、何と言っても早い。動きの拍子が変わったとでも言うべきか。

お陰で私の肘打ちの動きと打撃力は稽古前と稽古後で各段にアップした。防具越に受ける相手が顔を歪めて後退するぐらい。面白いもので敢えて不自然かつ不自由な型通りの動きの方が威力が増す。姿勢を微調整し、特定の軌跡で肘を投げ出すように動かす事で、結果として引っ張られるように身体の重みが加わる。皮肉なのは見た目は全く力が入っているように見えない事。突きも同じ要領だと教わったのだが、こちらについては自分の中で再現性を確立させるだけの把握が出来なかった。

突きはもう少し練り込む必要がありそうだが、肘打ちはかなり明らかになった。感触を失わないようにと帰宅後も適宜腕を振る。朝、起きて顔を洗っても最初に軌跡を確認。肘打ちを集中的にやっていた為か、型を通してやってみたら突きも感じが変わり始めていた。この調子で練れば次回の自主稽古会の検証でもう少しまともな突きが出来るかもしれない。出来るようになった事が嬉しくてちょっとした機会に肘を動かす。


肩と肩甲骨にかけて延々と筋肉痛が・・・


なるほど、この辺りを集中的に使っていたのかと納得

しばらく飽きるまでやっていそうです

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