2012年3月28日水曜日

組手にまつわるエトセトラ

ここ一年弱、私が主に顔を出している稽古会はNY時代にネットで知りあった古流の流儀の方のものだ。正確には関東の自主稽古会と言った方が良い。10人に満たない少人数で楽しく稽古させてもらっている。最近は一部の間でスパーリングが流行っており、グローブと頭部用の防具で何人かが稽古している。組手は私も好きだが防具を買うのは少しためらわれるなと言うのが私の第一印象。

思い出した。

考えてみると我が家にも防具があった。NY時代に数年間、合氣道と同時にJKDを学んでいた時にフェイスマスクとフィンガーグローブは買っていた。自宅で棚を探すと案の定、出て来た。それを持ってウキウキと週末の稽古へ。通常の稽古の後に数年ぶりかにマスクをして組手をする機会があった。

ルールは手のみのライトコンタクト。防具を付けていると距離感がやはり異なる。後半歩踏み込まないと当たらない距離でも顔面に当てる事が出来る。そして打たれる事に対する恐怖が半減した所に蹴り無しなので、積極的に前に出て打ち合う事が出来た。時間にして5分程度だろうか。久しぶりに遊んだ感じ。右手を見たら、人差し指の所に血豆が出来て腫れていた。フィンガーグローブで鉄面を殴ったら仕方無い。

翌日、起きたら首が少し筋肉痛だった。打たれたからだろう。身体の他の部位の筋肉痛については良い稽古の思い出とする。子供に朝食をあげていたら、私の右手の血豆と腫れた後を見て、「トウサン、イタイ」、と盛んに言っていた。子供でも見て分かるものなのかと感心しながら、「そうだね、痛いね」、と相槌を打っていると、「トウサン、イタイ」、と言いながらグリグリっと人の痣を押す息子。


痛ぇよ


そんな息子はとても嬉しそうでした、コイツ、楽しんでいるな?

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