2011年3月7日月曜日

出会いと稽古

 私がインターネットで自ら情報発信をするようになったのは武道への思いを誰かと共有したいと言う氣持ちがあったからだが、そのお陰で今でも多数の方々と流儀に関係無く親しくさせて頂いている。こちらの方はその中でも最も古い付き合いだと言っても良い。初期の頃は武道系のサイトに投稿し、その後、自分でサイトを持ち、依然として続けているのだから我ながら懲りないものである。最近だと初めてお会いしたのはこちらの方か。縁とは面白いものである。

その後、ネット環境も変化しMixiやTwitter、そしてFacebookと色々と広がっているが、そんな中でも一人、機会があればずっとお会いしたいと思っていた方がいた。文章に触れたのはNY時代、Mixiで。日記を読んですぐに、あまりメインストリームに出て来ない本物の伝承者の人だろうと氣が付いた。言葉の節々にそのような人特有の空氣を感じたと言えば良いのだろうか。そんな方が東京に出て来て講習会をすると聞いたら予定を調整して参加するのも当然だ。流儀は私が学んでいるものと関係が無いのはご愛敬。

稽古は3時間。間合を主題に立ち方から始り、押し合い、投げ、そして型にその応用と体験出来るよう幅広いメニューだった。どの技でも先生が直に技をかけてくれた他、休憩時間にも更に体感させてもらえたのは非常な刺激となった。ケガをしないよう優しくゆっくりと技をかけてもらったが、身体が技をかけられている事に氣が付かない技法と言うのは非常に危ない。やられているのだが、いつやられているのか身体の反応が追い付かないのである。だから相手がその氣でやれば受身も取れない。普通の速度でかけられたら結構大変な事になるだろう。これだけ古いものが、稽古法と共に今の時代でも残っているのはちょっと感動である。様々な生徒の方々と組んで稽古をさせてもらった。これは面白い。家の事情があって懇親会には出ずに帰宅したのだが、技の一つ一つにワクワク感のある稽古会だった。





本日、筋肉痛なのはお約束


まぁ背中だけなんですが、右手は痣になっているし・・・いつついたのだろう

(手の痣がスーツのシャツ越に見えるのがチャームポイントです)

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